野沢菜とアルバイトと牡蠣グラタン
手抜きな野沢菜漬けを漬けた日、アルバイトを辞める話をし、牡蠣グラタンを作った話
父は旬のものが大好きです。
子供のころから家で作った野沢菜を漬けていました。
野沢菜漬けには大まかに
・長漬け
・切り漬け
というものがあり、読んで字のごとく長漬けは長いまま漬ける方法。
切り漬けは切ってからつける方法です。
味付けは各家庭様々。
煮干しを入れる家庭や焼酎を入れる家庭、本当に百家庭百色です。
私が住んでいる長野県では
「野沢菜を漬けれるようになって一人前の女性」
みたいな風潮があり(今はだいぶ希薄)母が生きていたころにはずいぶんと一緒に漬けたものです。
そして今日、アルバイトを1月いっぱいで辞める話をして家に戻ったら・・・
父の友人から10kgの野沢菜が届いていました。
長漬けにするのはとても面倒なので、切り漬けにすることにしました。
包丁で余分な葉を切ります。
大きなビニール袋に約3kgの野沢菜を切って入れます。
調味料は我が家秘伝のものはなく、「野沢菜漬けの素」の裏側のレシピで漬けます。
袋を何回か振り、段ボールに入れ重石をします。
母が大事にしていた漬物石はきっといい仕事をしてくれるでしょう。
そしてこのまま2~4日置きます。
久しぶりに漬けた野沢菜漬け。
いい味になってくれと祈りながら牡蠣グラタンを作ります。