田舎暮らし50代女の中二病闘病記

50代にして中二病を発症した女の日常( ノД`)

年をとるということ④ パッカーンなあそこを見せられ

腱鞘炎手術への道③(完結)

前回 ↓

nogamiena.hatenablog.com

 

手術は13時からでした。

病院の昼休み時間に行うとのこと。

(休み時間内に終わるのってある意味すごい)

 

ベッドに寝かされ、ヨードやら麻酔薬やらをべたべたと左腕に塗られます。

そして腕の付け根を何という器具かわからない何かで

ぎゅうううううううううううう

と締め付けられます。

(この時点で手の感覚があまり無い)

次は麻酔の注射です。

1本目

「これ感覚あるかな?」

何かで何かされている感覚があります。

(この状態でメス入れられたらやばいぞ)

「感覚あります・・・」

「じゃ追加でもう一本いくね」

2本目

「これはどうかな?」

お、

今度は何も感じない!

「感じません」

「じゃあはじめます」

 

ちょっとの間があって、

「ちょっと指動かせるかな?」

「あ、はい」

「ていうかもう切ってるんだけどね」

 

なんですと?

まあさっき始めるって言ったし、そりゃそうだ。

ていうか、切られてる感覚皆無

(当たり前です)

 

そして先生は少し苦労しだします。

看護師さんたちを呼んで、

「わーこれ見てみなさい、結構悪くなっちゃってるから、

腱鞘がこんなに太くなっちゃってるよ、こりゃひどい」

「わーほんとですねー」

 

部分麻酔の手術の醍醐味が味わえてます。

そして、

「ちょっとこっち見れるかな、手のところ」

は?この私に見ろと?

見ろと言われれば見るけどさ、

と心の準備もおぼつかないまま・・・

パッカーン

と開かれた術中の傷口を見せらるのです。

 

骨やら皮やら筋やらが一気に眼中へ。

「ここね、ちょっと握ったりして」

腱を指しながら先生は言います。

「大分切開したから楽になるはずだけど」

本当だ。

握ったり開いたりできるし痛くない。

「痛くないです」

「よし、じゃあ縫ってくからあともうちょっとね」

とおそらく針で縫っているであろう感覚。

(痛さは無い)

 

「はい、終わり。明日は消毒に来て。

抜糸は10日後ね。あとは看護師から聞いて。」

とだけ残し、外来の診察へ向かう先生。

 

「明日は消毒へ来てください。抜糸までの間は濡らさないように、お風呂は控えてシャワーだけにしてくださいね。包帯の上から保護してシャワー浴びれますから。

あと、どんどん動かしてくださいね。固くなっちゃってるので。」

と包帯を巻きながら説明を受けました。

痛み止めを4錠(ロキソニン)もらい、

帰ってから今日だけはお酒を控えよう、と思う位の傷み具合で。

もっとギンギンな痛さを想像していた私は少し拍子抜けしました。

 

その後、10日で抜糸になりました。

私的には抜糸をした後のほうがつらかったような気がします。

抜糸直後

一~二か月後

 

たった今 だいぶきれいになりました

抜糸自体は痛くないんですが、無理をして動かして開いちゃわないか、

とか、まだ実際少し痛みがあるし、むしろ傷口を触るなんてこと到底できませんでした。

 

しかしまあ、

時の流れというのは全てを解決していってくれるようで。

今では傷口にも触れるし、

手術前より動かせるようになったし、

もっと早く手術しておけばと思う位です。

 

腱鞘炎はもちろん職業的に手を酷使する人もなりますが、

圧倒的に多いのは女性ホルモンの減少による筋膜の硬さが原因だそうです。

(更年期、出産後が多いそうです)

どのお医者様も言われるのが

「手を使わないように」

ですが、

手を使わないで生きている人間がいたら教えてほしい位です。

なので、私は少しでも痛くなくなるよう、

腱鞘炎防止のストレッチなんかも試してみたりしました。

 

でも結局症状は出ます。

 

まとめ

女性ホルモンの低下を早いうちから防いでいくのが効果的かなと思います。

でも、ホルモン療法やらホルモン剤やらに頼りたくないという方は

豆乳を毎日飲んでみるのもいいかも。

(私はやってないです)

 

腱鞘炎の事でお悩みの方がいらっしゃったらコメント下さい。

少しお力になれるかもしれません。